伊那バス ボンネットバス(昭和53年6月)

伊那バスは長野県南信地方のバス会社です。狭隘路線であった駒ヶ根駅から南吉瀬間で、比較的遅くまでボンネットバスが運行されておりました。 活躍していたバスは、北村製作所製のいすゞBXD50で、全長が長い車両でした。 北村製作所このボンネットバスは見たことがなかったので、昭和53年6月1日に訪問しました。 BXD50(北村製作所)は2台在籍していました。
この車両はこの1年後に休車となり第一線から退きましたが、昭和57年に西東京バスに移り「夕やけ小やけ号」として活躍しました。 「夕やけ小やけ号」も残念ながら、平成19年5月で定期運行を終了しました。 さらに幸運なことに、このバスは、愛知県岡崎市にあるオーワ観光バスに引き取られ、貸切バスとして活躍しております。 オーワ観光バスでの活躍は、「大井川鉄道SLとレトロ駅舎で駅員体験の旅(平成23年9月)」「大井川鉄道レトロdeクリスマス!! 「SLクリスマスエキスプレス&ボンネットバス」(平成23年)」でご覧いただけます。

駒ヶ根バスターミナルにボンネットバスが待機していました

このバスはいすゞBXD50(北村製作所)昭和42年6月
左写真は車内に取り付いている北村製作所の銘板 右写真はドア後部に取り付いているエンブレム

このバスは南吉瀬行きです このバスに乗車して南吉瀬に行きました

終着の南吉瀬停留所

南吉瀬から見る南アルプス、残雪がきれいでした

南吉瀬から今度は赤穂営業所に向かいました
途中で、乗務員様のご厚意により、バスを停めて撮影会を実施
ドアを閉めてくれとまでは言えませんでした

赤穂営業所には、もう1台のボンネットバス「いすゞBXD50(北村製作所)昭和42年6月」が休んでいました
北村製作所のボンネットバスは、後部は丸みを帯びた独立窓ではなくちょっと近代的な形状でした

ボンネットも開けていただきました

駒ヶ根駅前商店街を走る南吉瀬行きバス

南吉瀬から帰ってきたバスを見送りました



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