人吉近郊で撮影した九州産業交通のボンネットバス廃車体(平成4年4月)

平成4年4月5日の九州産業交通人吉営業所訪問時、営業所の職員から、近くに九州産業交通のボンネットバス廃車体があるとの情報を頂きました。 人吉営業所での撮影終了後、ボンネットバス廃車体の撮影に行きました。 ボンネットバス廃車体があった場所は覚えていませんが、その後調べた結果、人吉市の隣、山江村の山江養魚場(現山江温泉ほたる)であることが分かりました。 また、このボンネットバス廃車体は、昭和53年8月に九州産業交通株式会社から寄贈を受けた車両であることもわかりました。
訪問4ヶ月後、このバスは、山江村の村おこしの起爆剤として復活に着手し、平成5年2月に再びナンバープレートが付きました。
このバスは、「山江の宝物」として返り咲き、ボンネットバス「マロン号」と命名されました。 そして、平成17年5月14日には、産業考古学会の推薦産業遺産として認定書が授与されました。

いすゞ BXD30(松本車体) 昭和39年



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