東京都交通局 平成30年度に登場したフルフラットバス

路線バスの床面の高さは、標準床、低床、ワンステップ、ノンステップ等種々仕様がありましたが、平成27年度からノンステップ仕様に統一されました。 ノンステップと言っても、前中扉間がノンステップ(段差のない床面)となっている構造で、中扉から車内後方には段差があります。 これに対し、フルフラットは前扉から車内後方まで段差がない床面構造です。 フルフラットバスは平成10年代に活躍していましたが、(車両後部に大きなデッドスペースがあるため)車両後方の乗車定員が確保できない、複雑な車両構造、採算性、等技術的問題点が解決できず、消滅してしまいました。
それゆえ、今回登場したのは海外製で、スカニア製のシャシにオーストラリアのバス車体メーカー ボルグレン製「オプティマス」のボディを架装したモデルです。 車型はスカニアN280UB4x2EBですが、日本でも2DG-NB4X2BVJの型式で認可されました。 フルフラットバスは平成30年度に29台導入されました。 令和4年12月17日に南千住駅前で撮影しました。

スカニアNB4X2BVJ(ボルグレン) 日本離れしたスタイルです

南千住駅前には松尾芭蕉像があります



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